病院概要専門外来のご案内 ≫ 肝臓外来
初診・再診共に



※第2週目のみ
火曜日〜金曜日


土曜日
月・木〜土曜日
午前8:45〜12:30
午後1:30〜05:00
(水曜日・木曜日は午後4:00まで)
午前8:45〜12:30

●ご来院の際は、前もって担当医師の休診の有無を電話で確認の上ご来院ください。
●受付は診療終了時刻の30分前には済ませて下さい。

●新患の場合は、診療終了時刻の1時間前には受付をして下さい。


はじめに

肝臓病または肝機能異常と聞いて、皆さんはどのようなイメージをもたれますか?簡単ですが、肝臓病について少し説明します。

(1) 肝臓病はなぜ起こるの?

肝臓の障害の原因は多々あります。皆さんはご存知でしたか?

◎肝炎ウイルス
◎薬剤・健康食品・サプリメント
◎アルコール
◎過栄養(肥満)
◎免疫異常(自己免疫疾患)
◎代謝性(鉄や銅の肝臓への異常蓄積、甲状腺の異常)
◎胆道系疾患(胆のう炎、総胆管結石)
◎心臓病(心不全)

などが原因で起こります。
特に、皆さんが病院から出されて服用している薬や市販薬、健康食品でおこる肝障害(薬剤性肝障害)は、かなりの頻度でみられます。 まれに重症となることもありますが、普通は知らないうちに治っているものです。
肝臓病の大きな特徴は、 重症にならない限りほとんど症状が出ない ということです。
ですから、血液検査をして初めて異常とわかりますが、検査をしなければ見過ごされてることは多々あるということです。


(2) 肝臓病でいつ、どのような症状がでるのでしょうか?

急性の病気の場合(急性肝炎)は、重症になって初めて黄疸(目や皮膚が黄色くなる) がでて気づく事がほとんどです。さらに病状が悪化して劇症肝炎になると、意識が悪くなり多くの方が亡くなられます。
劇症肝炎 慢性の病気の場合は、肝臓病の終末像である肝硬変になると、黄疸、腹水、意識障害、足のむくみ などが出てきますが、肝硬変でもかなり進んだ状態でなければ症状は出ません。 つまり軽度の肝障害や初期の肝硬変でさえ症状がないことがほとんどです。 しかし、肝臓に特徴的な症状ではありませんが、体がだるい、疲れやすいなどの症状がある方は肝機能異常がある場合があります。


(3) 肝臓病は知らないうちに進んでいるのですか?

ウイルス肝炎、一部の脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝炎)、自己免疫疾患では、気づいたときにはすでに肝硬変になってる方がおられます。 慢性の肝臓病は、高血圧や糖尿病と同じで、知らないうちに進行し、初めてわかったときにはかなり重症な状態と なっている場合があるのです。”サイレントキラー”といわれる所以です。
劇症肝炎

(4) 肝臓がんは何故できるの?

ウイルス肝炎(B型およびC型)、肝硬変(アルコール、非アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫疾患)、 肝臓に鉄や銅の蓄積する代謝性疾患で起きやすい事が知られています。しかし、正常な肝臓にも起きます(肝癌の原因の約5%)。 例え癌ができても痛みなどの症状がありませんので、超音波検査やCT検査をして偶然見つかる場合も多いです。

このように、 肝臓病は様々な原因でおき、症状がなく、血液検査をして初めて異常がわかる病気 なのです。

■ウイルス肝炎との関係
現在わが国ではウイルス肝炎(B型、C型)を患っている方は300万人を超えると考えられており、 病気が進行し肝臓病の終末像である肝硬変や肝臓がんとなり苦しんでおられる方がたくさんいらっしゃいます。

■脂肪肝との関係
今話題のメタボリック症候群は、わが国で900万人以上おり、予備軍を含めると2000万人近くの方がおられるようです。 その中には脂肪肝を認める人も多数いるでしょう(推定1000万人)。ほとんどの脂肪肝は慢性の障害ですが、進行することはありません。

しかし、脂肪肝の中で、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH, 推定で100万人)という病態は、 ウイルス肝炎と同様に肝硬変に進行し、肝臓がんになるリスクを持っています。 実は隠れた肝臓病を持っている方は、予想以上にたくさんいらっしゃるということです。

劇症肝炎

特に慢性肝障害を起こす病気は、早期に発見し、外来通院や治療、定期的な検査を受けることで、病気が治る可能性があり、 例え治らなくても病気の進行を遅らせることは可能です。 血液検査で肝機能異常があった方、検診でひっかかった方、身内に肝臓病がいらっしゃる方、体がだるい・疲れやすい方は 是非病院を受診し、血液検査を受けてください。怖い病気が隠れてるかもしれません。











































































扱う疾患

ウイルス性肝炎(B型、C型)、脂肪肝、アルコール性肝障害、自己免疫性肝疾患、 薬剤性肝障害、肝腫瘍性病変など





外来診療案内

●肝臓内科の診療時間については、外来診療表をご覧下さい



受診の流れ

受診時の診察の流れ

(1) 問診
いつから症状があるか?いつ肝機能異常と言われたか?輸血歴はあるか?血液製剤の使用は? 針治療歴はあるか?家族に肝臓病の方は?などお聞きします。



(2) 診察
黄疸はないか?皮膚の観察(前胸部、背部、手のひらなど)、 腹部触診(肝臓は腫れてないか?脾臓は腫れてないか?など)、下肢のむくみはないか?などを診察します。

(3) 血液検査
(結果は翌日以降にでます)
肝臓病の原因検索のためと現在の肝臓の状態(慢性の病気があるのか?肝硬変なのか?)をみるために行います。

(4) 必要なら腹部超音波検査あるいは腹部CT検査
肝臓の形をみるのと肝腫瘍がないかをみるためが主な目的です。

(5) もし肝硬変が疑われたら胃カメラ検査
食道静脈瘤(肝臓が悪くなると食道下部の静脈が太くなり、そこから出血する場合がある) の有無をみるためです。


いずれの検査も体には負担のない検査です。当院では、血液検査の結果は、早くても当日の夕方以降にでますし、 例えば肝炎ウイルス検査などの特殊な血液検査には1週間くらい結果が出るまで要する場合がありますのでご理解ください。

なお、超音波検査、CT検査、胃カメラ検査は、朝食をぬいて絶食の状態で受けていただかなければなりません。 ただし、朝食を摂っていなければ予約なしでも検査はできます。

また、ほとんどの血液検査は、食事の影響はありませんが、脂肪肝を疑った場合などに血中コレステロールや 中性脂肪を調べますので、来院時は絶食で来て頂ければ幸いです。

*診察の際は、なるべく時間をゆっくりとってお話したいと思いますが、もし聞きたいことや疑問点があれば 紙にでもメモして持ってきてください。肝臓病は専門用語が多いですし、皆さんになじみのない病気も多い ですので、一度の説明ではご理解いただけない場合が多々あります。わからない事は遠慮なさらずに聞いてください。




肝臓ドックの流れ

(1) 問診

(2) 診察

(3) 血液検査
●末梢血検査(白血球数、赤血球数、血小板数など) ●生化学検査(総蛋白、アルブミン、ビリルビン、膠質反応、AST、ALT、GGT、ALP、LAP、LDH、T-CHO、T-Gなど) ●免疫グロブリン(IgG, IgA, IgM)●肝炎ウイルス検査(HBs抗原、HCV抗体)

(4) 腹部超音波検査

*来院時は、絶食(朝食を抜いて)でいらして下さい。血液検査の結果は、翌日以降に出ます。 検査結果については、後日来院して直接説明させて頂くか、郵送でさせて頂きます。

*検診料金は4,000円(税抜)です。
  (申し込みは健康診断事業室まで。電話にて受付いたします。)

























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